ミルボン工場視察 報告
2015年10月15日(木)
バンコクから車で2 時間ほどの距離にある、ミルボンタイランド工場で中西社長から話を伺い、工場視察をおこなった。
ミルボンタイランド工場について
バンコクから南方に車で2時間ほどのAmata工業団地内にある、ミルボ ンタイランドは、ミルボンとして初の海外製造会社として2012年5月に 資本金450百万バーツで設立し、2013年12月に操業を開始した。 工場は敷地面積24,000平米、建屋面積1,940平米。同社の人員数は48名で、 その内訳は工場42名、販売活動拠点であるバンコクオフィス6名となっ ている。現在、工場の日本人メンバーは中西社長を含め3名のみ、残りは 全てタイ人で構成されている。
販売活動は、設立から今までバンコクのみであったが、今期から販路を地 方への広げていく予定とのこと。
立地としては、タイを代表する港湾Leam Chaban 港にも近く、物流の便 が良い。海外拠点の候補としてはタイ・ベトナム・インドネシアが挙がって いたが、下記の条件から、タイを選んだとのこと。
- 1. 色と住のインフラが整っており、社員の生活面で心配がない
- 2. 親日国である
- 3. 既にアルコン社や三谷パルプ社といった原材料のメーカーが進出しており、タイ国内での原材料調達が可能
Amata工業団地には、ミルボンタイランドの他、BOSCH・リコー・ダイキン ・BMW・ヨコハマタイヤなどが拠点を置いており、敷地は広大で、入口から ミルボンタイランドまで、12km もある。